珍しいことは嬉しいこと?
From:山極綾子
何か自分が持っているスキルや経験に関して、
それはめずらしい!
なかなかそのスキルを持っている人はいない!
と言われたら、あなたはどう感じるでしょうか。
私はかなり、嬉しく思ってしまいます。
1つでも多くの経験を、出来ればユニークな経験を人生の中でしたい、
と常々思っているからもあるとは思いますし、
それを武器にできる、という合理的な理由での嬉しさも、少なからずあります。
ですが、「めったにそういう人いない」と言われても、全く嬉しくないことが、
先日起きました。
それは、久しぶりに検診で行った、歯医者での出来事でした。
「レントゲン撮ってよかったね~!ほら、見てここ!」
いつもお世話になっているお母さん先生が、
私に見せてきたレントゲン写真に写っていたもの。
それは、黒く映る影でした。
「ここ、治療しなくちゃだめね!」
しかも、その影は歯の根元に。
「早く見つかってよかったねえ。」
先生は、うんうんとうなずいています。
ですが、私の頭の中は、不安でいっぱいでした。
えっと。つまり、また麻酔して、痛い思いしなきゃいけないってこと…?
痛い思いをするのは、数年前に親知らずを抜いた時に十分経験しましたから、
もうお腹いっぱいです。
...結果として、神経がすでにお仕事をしていなかったらしく、
痛い思いはせずに済んだのですが、問題はその理由です。
「あまり多くない症例ではあるけれど、たまに、こうなる人がいるのよ」
虫歯が出来たわけでも、どこかに強くぶつけたわけでなくても、
先天的に、神経にダメージが行きやすい歯になっている人が、
たまに、いるらしいのです。
(中心結節、というらしいのですが、詳しい話は割愛させていただきます。。。)
わーい!珍しい経験が出来た!嬉しい!
とは、当然のことながらなりません。
身体に不具合が出るような「珍しさ」は全くもって要りません。
私が欲している珍しさ、というのは、あくまで楽しいことや、
自分のレベルアップにつながるものだけなのです。
そのことに気づけただけでも、よしとするしかないのでしょうか…。
ところで、自己認識への勘違いというものは、時折起こりうるものですよね。
実際にこれまで、私は自分に対して、
珍しい経験が出来ることはすべて嬉しく感じるだろう、と考えていました。
ですがそれは、誤りだったようです。
あなたにも、自分が知らない一面や、想像もしていないような考えかたが、
どこかに潜んでいるかもしれません。
山極綾子
P.S.
珍しいこと、普通と違うことが必ずしも喜ばれないのは、
実はデータ分析でも起きます。
あまりにも他のデータとかけ離れていると、
うまくモデルが構築できないことがよく起きます。
だからと言って、現実世界にはイレギュラーが溢れていますし、
どう扱っていくかが、本当に難しいな、と感じます。
P.P.S.
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