寿司屋に学ぶ人事制度設計のポイント

From:山極毅



先日、かみさんと
外食に行ってきました。

足を運んだのは「羽田市場」という
東京駅の地下にある回転寿司のお店なんですが、


この寿司屋が作った仕組みが
水産の流通革命を起こすと言われています。


そして、この仕組みから
人事制度を設計する上でのヒントを
お伝えできると思ったのでシェアさせてください。


まず、羽田市場はどんな仕組みを
作ったのかというと、、、



朝とれた魚が
6時間後に届く




普段、私たちが魚屋やスーパーで手に取る魚は
漁師が捕獲してから3日も経過しているそうです。


具体的には、
地方の卸売市場からトラックで
東京の豊洲市場に運ばれてから
仲卸がスーパーやお店に運んでいるとのこと。


でも、羽田市場は
朝獲れた魚を現地から直接
飛行機で運ぶことで6時間後
には
お店に届けています。


しかも、
通常のプロセスより12倍も早い上に
かかるコストも安くなっているとのこと!


なので、漁師への報酬も
通常より多く支払えるし、
消費者にはより新鮮な寿司を
お届けすることができるというわけです。


まさに


①店舗良し
②お客様良し
③漁師良し


の三方良しの仕組みですよね。


この仕組みから人事制度を設計する上で
大事なヒントを学ぶことができます。



それは、、、



仕組みをできるだけ
シンプルにすること




羽田市場は、
すでにあった仕組みの無駄を省いて
もっとシンプルな仕組みを作ることで
新しいメリットを生み出しましたよね。


これが、人事制度を設計する上でも
とても大事な考え方なんです。


人事制度を分解すると
採用・配属・育成・評価
という4つに分類できます。


そして、そのそれぞれに特化した
ツールやシステム、コンサルタントが
本当に無数に広がっていて、、、


それらを組み合わせて使うことで
人事制度が複雑になっている所が多いんです。


複雑になっている人事制度は
鮮魚の古い流通システムと同じように
運用するのに余計な時間とコストがかかります。


その結果、
形だけの人事制度になって
運用を継続できないなんてことも、、、


そうなったら、会社にとって
デメリットがあるのは明らかですよね。


でも、人事制度の無駄を省いて
できるだけシンプルな仕組みにすれば


①会社良し
②運用する人事担当者良し
③働く社員良し


の3方良しの制度を
作ることも可能なんです!



いかがですか?
人事って複雑で難しいという
印象を持っている人が多いですが
それは仕組みが複雑なだけです。


今日のメルマガが、
あなたの会社の人事制度を
よりシンプルにするきっかけになれば幸いです^ ^

 

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最後まで読んでいただきありがとうございます (^ ^)

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