AIに評価されるのは気持ち悪い?
From:山極綾子
先日New Picksに、以下の記事がPickされ、また様々な立場の方がコメントを残していました。
元記事:https://www.jiji.com/jc/article?k=2020100900849&g=eco
ざっくりと概要をご説明すると...
・明治安田生命が、人材の適正配置を目的としてAIを導入した
・現時点では能力や資格を入力することで適任者を見つけ出すシステムとなっているが、
今後個々人の分析力やコミュニケーション能力などの
詳細かつ膨大なデータの活用も見込んでいる
といった内容でした。
AIを人事配置に用いることの懸念点や、
個人の考え方については、News Picksに投稿されているコメントに譲ることにして、
AIを使うこと、特に、
AIに情報を使われることに対して感じる“気持ち悪さ”について考えたいと思います。
以前、とあるSNSアプリを運用する会社の方のお話を聞く機会がありました。
その時におっしゃっていた言葉で、とても印象的であったのが
「システムは、気持ち悪いと思われたらおしまい」
という一言です。
例えば、とても便利なGoogle Map。
私はしょっちゅう使っているのですが、このシステムには、
私の移動データがかなりの精度で保存されています。
例えば、近所をジョギングした記録も、恐らく速度から判断し、
“ジョギング”というカテゴリ付きで、データが保存されていました。
あなたはこれを、気持ち悪いと思いますか?
それとも、面白い、便利、とポジティブなイメージを抱くでしょうか。
人がシステムを気持ち悪いと思うか、思わないかは、
そのシステムから受ける恩恵によって決まるそうです。
情報を取られていたとしても、それによるメリットが大きいのならば、問題にならない。
一方で、メリットがほとんどないにも関わらず情報を取られているとすれば、拒否反応が出る。。。
もし、今回のAIによる人事への活用に対し、
社員や周りの方がネガティブな気持ちを持ったのだとすれば、
それは恐らく、そのAIによる恩恵がないか、
もしくは利用者にしっかりと伝わっていないことが理由としてあるかもしれません。
山極綾子
P.S.
最近、さまざまなデータを分析しているなかでの一番の悩みとして、
出来ることと求められることのギャップがあります。
「こんなこと、分析出来るかなあ...」と遠慮がちに聞かれたものは一瞬で分析できる一方で、
「これもついでに見ておいてよ!」と気軽に聞かれたものについて分析・出力するために、
かなりの時間と気合が必要なことが多々あります。
需要と供給が、お互い見えないからこそ起きる問題なのでしょうか。。。
P.P.S.
最後までお読みくださりありがとうございます。
ご感想、ご質問などありましたら、こちらからお寄せ下さい。
いつもありがとうございます!
↓
https://keieijinjipartnersytube.typeform.com/to/B8JjDrk5
—————————————————————-
【経営人事メールマガジン】
発行責任者: 山極毅(株式会社経営人事パートナーズ)
発行者住所:〒100-0005東京千代田区丸の内1-8-3丸の内トラストタワー本館20F
連絡先:https://keieijinji.co.jp/
メールアドレス: strategic-membership-program■■keieijinji.co.jp(■■を@に置き換えてください)
—————————————————————-
↓バックナンバーはこちら↓
PC: https://04auto.biz/brd/BackNumber.htm?acc=keieijinji&bid=3
スマホ・ガラケー: https://04auto.biz/brd/BNMobi.htm?a=keieijinji&b=3
↓メルマガの新規登録はこちらから↓
PC: https://48auto.biz/keieijinji/touroku/scenario13.htm
スマホ: https://48auto.biz/keieijinji/touroku/sp/scenario13.htm