どこにでも現れるAI

 From:山極綾子

 

 

(なんだか同じ文章ばっかり書いてある…?)

 

暇つぶしに見ていたX(旧Twitter)で、ふとあることが気になりました。

 

全く違うアカウントの様子なのに、同じ言葉で返信を送っている?

 

しかもなんだか、言語化は難しいけれど、人間らしさが足りない‥‥。

 

 

後からいろいろと調べてみたところ、その返信を送っていたアカウントたちは、

AIを活用した自動返信ボットでした。

 

もちろん、自動返信ボット自体は過去からずっとありますが、

それはとてもシンプルなものだったと記憶しています。

 

特定の単語に反応して返信をするだとか。

 

もしくは人間の方からそのボットに対して連絡をすると、何か面白い言葉を返してくれるだとか。

 

インターネット上でのお問い合わせ対応ボットなどもそのひとつで、

あくまで人間が決めたルールにのっとって、人間が決めた返答を返してくれるだけでした。

 

ですがchatGPTの登場により、より複雑な言葉を喋るボットが誕生しています。

 

 

色々な言葉を話すことはできるのですが、問題点が一つ。

 

使い方を工夫しなければ、冒頭のように、

みんな同じ言葉を並べるようになってしまうようなのです。

 

一言一句同じ言葉を返信するなんて、人間が書いていたらちょっと考えられません。

 

 

例えばchatGPTで文章を生成すると、同じ質問文であっても異なる言葉を出力してくれます。

 

これはそもそもモデルが出力しているのが「次の言葉としてふさわしい単語は何か?」

という確率値であり、その確率に従って単語を生成することで、言葉を変えることができます。

 

では、常に一番確率の高い単語を生成したらどうなるのか。

 

Twitter上に潜むAIボットたちのように、同じ言葉しか話せなくなります。

 

同じ言葉を喋るアカウントがたくさんいるのは、ちょっと不気味な光景でした。

 

 

機械学習の分野では各モデルの性能を問題への正解率で測ることが多いですが、

このようなばらつきこそが、人間とAIの共存のためには欠かせないのかもしれません。

 

 

山極綾子

 

 

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