54.4！これは何の数字？（経営人事メールマガジン）

From:山極綾子

ん！？

これは何…？

【米デスバレーで54.4℃を観測】

このニュースを見た私は最初、信じることが出来ませんでした。

54.4℃って、何のこと？

図形の角度？

何度も見直したところ、どうも私の見間違いではないようで、アメリカのデスバレーという地域で54.4℃という8月の世界最高気温が観測されたというニュースでした。

あれ、人間って何度まで生きていられるんだっけ…？

私の人生で最も暑い思いをしたのは、大学卒業時の旅行で、エアーズロックに行ったときです。

確かその時ガイドの方は「今日は40度で、昨日に比べたらとっても涼しいんだよー」とおっしゃっていた気がします。

それでも、普段エアーズロックで過ごしているわけではない私たちにとって、40度でも死にそうなくらい暑かった記憶があります。

日本も、梅雨が明けてから、急に熱くなりました…。

先日は涼しいうちにと朝早めの時間帯に職場に移動しましたが、それでも汗が噴き出してきます。

いくら暑さに慣れようと、人間が耐えられる暑さに限界があることは間違いありません。

自分は割と暑さに強い方だと思っているのですが、最近の暑さはかなり厳しいものがあります。

みなさまもどうぞ暑さに負けないよう、ご自愛ください。

ところで、暑さに強い人と弱い人がいるように、人には向き不向きがありますよね。

合理的な判断を下すことが得意な人がいれば、感情を読み解くことが得意な人もいます。

人の成長の仕方も同じです。

そして、組織として一番効率的なのはみんなが自分の強みを活かすことです。

お互いの強みを認識し、強化して、組織として最高の状態に持っていくことが、人材育成の一つの目標となるのかもしれません。

P.S.

ところで、エアーズロックで聞いた言葉で印象深かったお話でもう一つ「のどが乾いたらそれはもう終わりだからね！」というものがあります。

喉が渇いた、と感じたときにはすでに脱水症状にあり、砂漠の環境下ではそのような状態に陥ることは避けなければいけないのだそうです。

だからこそ、意識的に1分に一口、お水を飲め、という指示が全旅行者に言い渡されました。

そしてその指示を守っていた結果、幸いなことにのどの渇きを感じることなく、無事にツアーを最後まで楽しむことが出来たのです。

的確な指示があればこそ、人は安心して過ごすことが出来るのかもしれません。

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