時が解決してくれないこと

From:山極綾子

 

 

時間が経つと解決すること、たくさんあります。

 

例えば一呼吸置けば怒りが収まったり。

 

お腹が空いたなあと思っても、しばらく我慢すれば忘れられたりします。

 

でも、先日、時が解決してくれないことがありました。

 

それは、コーヒー豆の美味しさです。

 

 

ずっと冷蔵庫に入れていたコーヒー豆。

 

そちらを挽いて飲んでみたのですが、残念なことに、味がかなり落ちてしまっていました。

 

熟成をするタイプの食材ではないことを知ってはいましたが、

ここまで味が落ちてしまうとは…。

 

時が経つのを待っても意味がないことがあるのだと、思い知らされました…。

 

また新しい豆を買うしかありません。

 

 

それでもやはり、時間の持つ力は偉大です。

 

例えばいろんな大学入学や転職の際に求められる要綱に、

勤続年数がN年以上必要、といった文面もありました。

 

そのN年にどのような根拠があるかはわかりませんが、ひょっとすると、

これまで転職してきた人や新卒で務めた人のスキルを見て、

ある程度以上のスキルを得た人がある程度以上になる年数を基準として

用意しているのかもしれません。

 

逆に、そういった比較的「単純」ともいえる基準でなければ、

他の問題を引き起こしてしまう危険がある気もします。

 

 

というのも、どの年数働けばどのくらいのスキルを身に着けているはずなのか…

というのは非常に複雑で、かつ人に依存してしまうため、

それらをきちんとモデル化しようとしたならば、非常に多くのデータ数が必要になるはずです。

 

そしてそれを一社で集めるのは現実的ではないように思えます。

 

シンプルな条件やルールの方が適切である場面、他にもたくさんあるのかもしれません。

 

 

山極綾子

 

 

P.S.

シンプルなルールと言えば、人工知能の初期の段階(1960-1970年代ごろ)には

エキスパートシステムと呼ばれる、

専門家の知識を反映したルールベースの意思決定モデルが開発されていました。

 

もちろん様々な問題もはらんでいましたが、今でも応用されることがあることを思えば、

そのようなシンプルなモデルも捨てがたいなあ、と思います。

 

 

P.P.S.

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