「山極さん、本社の人事部に異動になったよ。」(経営人事メールマガジン)
From 山極毅 丸の内のオフィスより
「山極さん、本社の人事部に異動になったよ。」
衝撃の異動内示でした。
それまでの社内キャリアは、エンジン設計、車体設計、商品企画でしたから、
事務系職種ができるのか?という不安。
しかも、異動を受けた2009年度末は、
当時世界中の自動車会社が販売不振に襲われたリーマンショック直後です。
売上が急減するなかで、どうやって雇用を守り賃金を支払っていけばよいのか?
当時の人事部は、こんな課題に直面していました。
人事部に異動した私を待っていた最初のタスクは、「人員数と人件費の現状を正確に把握し、将来を予測した上で必要な対応策を決定すること」でした!
なんだって!?
人事のシロートにそんな課題をさせるのか?と思う間もなく、
上司からは信じられないコトバが。。。
「あ、日本だけじゃなく、グローバル全社全従業員が対象なので、よろしくね」
当時、グループ会社の数は200社程度、従業員は25万人いました。
その数の人員管理と人件費管理をしろと上司は言う訳です。
しかも、「来週、一度報告に来るように」というおまけつきでした。
楽天家の私も、この時ばかりはビビリました。
「しょうがない、できるところから始めよう」
という感じで仕事をスタートしましたが、
当時配属された部署は人間関係も課題満載。
私の上司と、私の年上の部下の関係が崩壊していて、まったく仕事にならない。
課題の大きさと職場の人間関係に挟まれて、
非常な高ストレスな時期を過ごしました。
分からない仕事は人に聞こう!ということで、
人件費や人員数のマネジメントをやっていそうな会社の人事部に、
かたっぱしからインタビューをしました。
しかし、私に課せられた課題(25万人の人材を管理する方法)に関する参考情報を教えてくれる会社は、まったくありませんでした。
よく考えたら当たり前です。
そもそもそんな規模の会社はめったにないし、そのような管理は子会社の経営計画の一部として委譲されているケースしかありませんでした。
「さて、どうしたものか。。。」
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という状況でしたので、
自分で何とかプロセスを考えて実行する必要に迫られました。
特に課題だったのは、
「適正な人件費はいくらなのか?」という経営者からの問いかけです。
試行錯誤の結果、なんとか上司である役員たちが満足いく方法を編み出して、
人事コンサルタントとして独立してからもその手法を使いました。
そして今世の中は、リーマンショック以上と言われるコロナショックに襲われています。
きっと、かつての私と同じような課題に直面している経営者や人事部の人たちがいるはず。
ならば、そのノウハウを公開してみよう、
というのがYouTubeを始めたきっかけです。
今日の動画は、自分の会社の人件費総額を、コンサルを使わずに簡単にチェックする方法です。
ビジネススクールでも教えていない、人事の現場でたたき上げで考案され実践されてきた方法です。
チャンネル登録、そしてぜひ「いいね!」してくださいませ。
山極毅
P.S. メルマガ読者の皆様からの質問をお受けしてます。
コメント欄に書いておいてください。
動画でお答えします。
P.P.S. 動画の中に出てくるグラフは、エンジニア時代から使っていた私の鉄板フォーマットです。
人事データの分析にこのフォーマットを使っている会社は、おそらくないんじゃないかな?
今後の動画でも、ちょいちょい登場しますよ。
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