閑話休題 黒船再来に備えた徳川幕府の底力
From 山極毅 丸の内のオフィスより
先日、ISO30414対応セミナーを、メルマガ読者限定で実施しました。
各社さま、それぞれ置かれた状況に応じた課題がありました。
私も、とても勉強になった次第です。
このISO規格に関する問題をこちらのYouTubeでお話ししたのですが、
その時のテーマは「黒船来襲」でした。
人事情報開示の国際基準を、黒船になぞらえてタイトルを決めたのですが、
あなたは黒船とお台場(フジテレビや観覧車のある臨海副都心)の関係を
ご存知ですか?
ご存知なら、かなりの歴史好きとお見受けします。
ウイキペディアによりますと、ペリーが帰国した1853年からわずか1年で、
合計6基の砲台場を建設したとのこと。
冒頭の画像は、左側が江戸時代当時の海岸線、
右側が現在のお台場近辺です。
当時は、海岸線がかなり陸地側にあったことが分かります。
地図の一番上にあるのが、浜離宮(浜松町)ですから、
その少し先が江戸城という位置関係です。
こうやって台場のレイアウトをみると、
外敵の侵入をがっちりガードしようとしていることが分かります。
1年後にやってきたペリーは、これら品川台場(当時の正式名称らしいです)を
見て驚き、横浜まで引き返して上陸。
1854年の3月31日に、日米和親条約が締結されたので、
品川台場は一回も実践で使われることなく、その本来の役目を終えたのでした。
現在残っているのは、公園として生まれ変わった第3台場と、
無人島として誰も上陸できない野鳥の楽園第6台場の2つだけです。
ちなみに、第1台場と第5台場は、品川ふ頭に吸収される形で埋め立てられ、
第2台場は東京湾内水路のちょうど要所にあったため撤去、
第4台場は天王洲アイルの商業施設の下に埋まっています。
こんな大掛かりな工事をやってしまう幕府の底力もすごいですが、
この作業を支えた現場の作業員の人たちの苦労はどれほどだったのでしょうか?
現状を維持したい、外敵から身を守りたいと思うのは人情ですが、
よきものであれば受け入れる側に労力を使いたいものです。
個人的にはISO30414でどのような情報を開示しているかによって、
企業の人材採用力に影響する時代がやってくる、と予測しております。
それは、2021年の3月に、ある大きな動きがありそうだからなのです。
その動きとはなにか?メルマガ会員様限定で、
セミナーで使用した動画を公開しました。
開始後25分くらいにこの情報がありますので、興味ある方はご確認ください。
ISO30414に対応するための人材マネジメント改革は、
かなりの底力を必要としそうです。
徳川幕府は1年で仕事を完了しましたが、
あなたの会社ではすでに計画ありますでしょうか?
上手く情報を開示して、お金も人材も集まる会社にしていきたいですね。
今の日本の発展も、すべてはこのお台場から始まったわけですから。。。
山極毅
P.S.
人事業界でお台場といえば、Diversity(多様性)、
というおやじギャグを本文に入れようとしたのですが、
どこにも収まらなかったのでこちらに置かせていただきました。
P.P.S.
今日も最後まで読んでいただきありがとうございます ^ ^
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