鉄腕アトムの頭の中はどうなっている?

From:山極綾子

 

 

私の代わりに家の掃除全部やってくれるお手伝いロボット、ないかなあ。

 

掃除機をかけて、洗濯物を干して畳んでしまうところまでやってくれて、排水管の

掃除もやってくれたら本当に嬉しい。

 

そういえば、ご飯なんかも、

決まった時間に美味しいものを出してくれたら最高。。。

 

もちろん、そんなロボットは現在、どこを探しても見つけることが出来ません。

 

例えば掃除であれば、

もしかしたらあなたの家ではルンバが仕事をしているかもしれません。

 

電子レンジに食材を入れてチンするだけ!のメニューも、

ある意味ロボットが作ってくれたご飯と言えるのではないでしょうか。

 

ですが、「なんでも」やってくれるロボットというのは、

小説やアニメの中でしか見たことが無いように思います。

 

 

まるで人間のように考え、行動するロボットといえば、

鉄腕アトムやドラえもんなどなど、たくさんのキャラクターがいます。

 

彼らの頭の中がどうなっているのか、

どうしてアトムはいつでも優しいのか知りたいと思うのですが、

それはきっと難しいだろうなあと思います。

 

(コンピュータの基盤が入っているだろうことは置いておいて)

 

 

というのも、私は自分自身のことですら、わからないことがあるからです。

 

どうして私はこの状況を喜んでいるのか。悲しんでいるのか。

 

自分の感情の動きはわかりますが、

それらを生み出す仕組みについては全く分かりません。

 

そのため、自分で自分の感情をコントロールすることもできません。

 

もちろん、感情をどのように表に出すかということはコントロールできますが…。

 

 

ところで、現在AIと呼ばれているもののほとんどは、

 

それらキャラクターのように「なんでもできる」ものではなく、

一つの役割に特化したものです。

 

そして悲しいことに、実はそれらですらAIが何を考えているか?が

わからないという問題があります。

 

たとえ”猫を見分けるAI”といった特定の目的のために作成されたAIであっても、

 

どんな情報をどれくらい使って、どのように結論を出しているのか?については

知ることが出来ないのです。

 

AIの答えを出すプロセスを、人間が解釈できる形にしよう、

という研究もあるほどです。

 

 

…しかしながら、解釈性を挙げれるほど、

AIの性能が落ちてしまうというトレードオフの関係もあり、

 

そのバランスを取ることが、AIをビジネスに用いる際の、

一つの大きな課題になっているかもしれません。

 

 

山極綾子

 

 

P.S.
AIが何を考えているかわからないことによる弊害は、

様々なところで発生しています。

 

人間同士でも同じですが、相手が何を考えているかわからないというのは、

 

お互いの理解につながらないだけでなく、不安な気持ちすら生み出します。

 

相手のことを知る必要があるのは、どんな状況でも同じなのかもしれません。

 

 

P.P.S

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