私たちって、外れ値?

From:山極綾子

 

 

新しく博士課程に行くRくんはめっちゃ変わってるでしょー。

 

Sくんもなかなかユニークなところがあるし、

 

もともと博士課程にいる人たちも、面白い人がおおいよね。。。

 

 

自分自身の研究活動が一息つき、時間ができたある日のこと。

 

研究室の仲のいい後輩であるFちゃんと、会話を楽しんでいました。

 

コロナ、早く終わって欲しいね。

 

皆でわいわい遊びに行きたいね。

 

なんて話から

 

来年研究どうしよう。

 

というまじめな話まで、たくさんの話をしていました。

 

 

その中で特に記憶に残っているのが、

「私たちは研究室外の人から見たら、外れ値なのか?」ということです。

 

そもそも女子会の中で「外れ値」なんて単語を使っている時点で、

なかなか平均からは離れているんではないか?と思いますが、

それはさておき。。。

 

 

どうしてこんな話になったかと言うと、

私たち自身は、研究室内では「普通」に近い人だろうと自認しているからです。

 

節約になるからと研究室に住み始めることもしませんし、

もっと癖の強い人も、たくさんいる、と思っています。

 

でも、世間一般から見たら?

 

私たちも、相当な代わりものかも知れません。

 

 

同じ人間であっても、所属している組織や観点によって、「普通」な人なのか、

それとも「変わっている」人なのか、その評価はころころ変わりますよね。

 

それはなぜなのかといえば、「普通」という評価は、

対象としている人間によっていくらでも変わるからです。

 

 

同じことがデータについても言えます。

 

あるデータが外れ値なのか否かというのは、

どのデータ群を対象しているか?ということによります。

 

あくまで、「今回の目的からは外れているから、外そう」と

恣意的に決めるべきものなのです。

 

 

どんなデータをAIに食わせて分析するべきなのか。

 

誤ったデータを入れてしまえば、何も得られないどころか、

悪い結果さえ起こしてしまうかもしれません。

 

 

山極綾子

 

 

P.S.

そして、結局、私たちが変わりものなのかどうかは、わからずじまいでした。

 

というのも、私たちの頭の中には、研究室から得たデータが多すぎるからです。

 

変わり者だろうと普通だろうと、自分が自分であることには変わりないので

大した問題ではないのですが、ちょっとだけ、気になってしまいます。

 

たまには環境を変えてみないと過学習が起きてしまうのも、

人間にも当てはまるようです。。。

 

 

P.P.S.

最後までお読みくださりありがとうございます。

 

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