歩くのが下手な人の話
From:山極綾子
歩くのが下手?
誰の事?
…はい。私、山極綾子のことです。
何を隠そう、私の一番の苦手は、歩くことなのです。
歩くのが下手?
どういうこと?
と、あなたは思われるかもしれません。
ですが、言葉通り、歩くのがとても下手なのです
何もない所でこけるのはいつものことで、
先日は授業用のプリントを持っていたにもかかわらず、
足をコードにひっかけて、きれいにこけました
綺麗にこけるというのはアレです。
ドリフのギャグもかくありや、というべき、
お笑い点数100点満点のずっこけ方だったのです。
綺麗にパタン、と。。。
その証拠に、右ひじと左腰と右ひざにあざが出来ました。
地面に平行にこけてしまったようです。
手に持っていたプリントは散ってしまい、
その周りにいらした方々には大変申し訳ないことを致しました…。
もし、あなたが歩くのが上手で、あまりこけない人であれば、
そのコツをぜひとも教えて欲しいです。
そんな当たり前のことを聞くなんて、バカにしてる?と思われたとしたら、
お詫びいたします。
ですが、私にとっては本当に、苦手なことなのです。
ところで、歩くのが苦手な人は少ないかもしれませんが、
あなたが得意な○○が苦手な人は、きっと気付いていないだけで、たくさんいます。
実はあなたがすごいと気づいていなくとも、
周りの人は常に感動していることがあるのではないでしょうか。
もし、あなたの得意がきちんとデータに残っていて。
その仕事をあなたにお願いすることが出来たなら。
会社として、チームとして、よりいい仕事がなされるはずです。
プロがそのプロフェッショナルをどう認識するか?
そしてそれをどのように活かしていくのか?
というのは、組織の効率を上げるためには大事な要素なのかもしれません。
山極綾子
P.S.
どうやってその分野のプロになるか?の一つの手法として、
一つのことを極めるだけでなく、周辺知識をきちんと理解すること、
も挙げられます。
例えば機械学習に関しても、後輩や同期の研究を聞いている中で、
自分の研究に役立つアイデアがぽん!と出てくることが多々あります。
以前いただいたメールマガジンへのコメントでも、
「関連する知識をまんべんなく身に付けていること」を、プロとしての必須条件と
感じている方もいらっしゃいました。
機械学習だけに限らず、ビジネスだけに限らず、
広く教養を身に付けることの重要性は、
どれだけ技術が進歩しようとも変わらず、
むしろ重要性を増していくのかもしれません。
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