最後に丸一日休んだのはいつですか?
From:山極綾子
悲しいかな、ゴールデンウィークが終わってしまいました。。。
皆さまはどんなゴールデンウィークを過ごされていましたでしょうか。
私はと言えば、普段できない贅沢な時間の使い方をしていました。
朝のゼミが無かったため二度寝をしたり。
夜遅くまでゲームをしたり。
勉強に集中してみたり。
自由に時間が使えることの嬉しさをかみしめながら、
丸一日休む日を作るなどしていました。
そして、衝撃的な事実に気付いてしまったのです。
ことの発端は、ふとできた暇な時間に、過去の振り返りをしたことでした。
実は、去年の今頃から、その日一日どのくらい頑張れたか、そして休んだか、
それを全てメモするようにしていました。
合わせて、その日に何をしたかも、ざっくりと書いていました。
そして、ふと気づいてしまったのです。
…丸一日休みの日を、20日間ずっと、取っていなかったことに…。
もちろん、毎日死ぬほど頑張っていたわけではありません。
ぼちぼちで頑張った日もたくさんありました。
でも、今日は休みだ―!何もしないぞ!と決めていた日が、全くなかったのです。
これには自分のこととはいえ、かなり驚きました。
趣味と仕事が混ざっていることの弊害ですね…。
そしてもっとびっくりしたことには、休んだ次の日からの
時間当たりの作業効率がぐーんと上がったのです。
そのおかげで、ゴールデンウィークの夜は基本的にゲームが出来るくらい、
余裕を持ってその日の予定を消化することができました。
これは、休みとパフォーマンスの間に関係性があるに違いない…!
そこで、お休みの日からの経過日数とパフォーマンスの関係性を
見てみることにしました。
すると、日数がある一定の値を超えたとき、
効率ががくっと下がってしまうことが分かったのです。
過去のデータをすべて取っていたからこそ、
この「お休み」と「パフォーマンス」の関係性を明確にできた、と思っています。
ですが、ここで取得していたデータと言うのは、
データ数から見ればかなり小さいものです。
なにせ、私自身のデータしかありませんでした。
それでも、お休みとパフォーマンスに関係性がありそうだ、と分析出来たのは、
もともとこの二つの間の関係性を表すモデルを仮定していたからでした。
シンプルなモデルならば、データが少なくとも、十分信頼できる結果が得られる。
そんなことを実感したゴールデンウィークでした。
山極綾子
P.S.
とはいえ、シンプルなモデルならば必ず正しい結論が出る、とは限りません。
シンプルすぎるがゆえに、偽相関やノイズなどの他の理由に気づかず、
誤った結論を正しいと認識してしまう恐れもあります。
ですが今回の事例で言えば、恐らく「休みによってパフォーマンスは向上する」
ことは正しく、そしてその数値的な関連性も正しいように思えます。
なぜならば、論理的に考えて、恐らくこのモデルは正しいからです。
モデルを仮定する際にはそのシンプルさももちろんのこと、
過去の経験や理論に照らして、もっともらしいか?
という観点も必要になるように思います。
P.P.S.
あなたのゴールデンウィークはいかがでしたでしょうか?
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