手に入れるまで気づかなかった…（経営人事メールマガジン）

From:山極綾子

今年もプロ野球が始まって早2か月と少し。

先日、東京ドームに試合を見に行ってきました。

実を言うと私は、特定の球団を応援しているということはなく、
その場の雰囲気を楽しむことが多いのです。

そして、その日私が、その場の雰囲気を楽しむために
どうしても欲しくなったのが、こちら。

某在京球団のパーラ選手の応援歌、
baby sharkを盛り上げるためのシャーク手袋です。

（可愛いbaby sharkのYoutubeはこちら
https://www.youtube.com/watch?v=XqZsoesa55w）

軽快なメロディと

baby shark, doo, doo, doo, doo, doo, doo ～♪

の歌詞に合わせ、まるでサメが口を広げているように、
みんなが両腕をぱたぱたと大きく広げては閉じ、広げては閉じ。

シャークダンスと呼ばれるものを一緒に楽しくしているうち、
あることに気づきました。

なんだか、すごくかわいい手袋をしてる人がいる…！？

それが、冒頭のシャーク手袋でした。

球場へ野球を見に行く目的＝その場の空気を楽しむため、である私にとって、
そんな面白いものを見逃す手はありません！

急ぎ、1塁側のファンショップまで買いに走り（歩き）、お迎えしました。

実際に手に付けて、シャークダンスをしてみると、これがとてもかわいい！

想像以上です！

ですが一つ、ちょっとびっくりしたことがありまして。

この子は、両手にはめて、両腕をぱかぱか動かすというダンスの都合上、
空いているのが口だけではなくて、お腹まで割けていたのです。

ひとしきり笑わせてもらったので、結果オーライだったのですが、
でも、商品説明ページの写真からは気づくことが出来ませんでした…。

ところで、実際に見てみるまでわからないことは、人間でももちろんあります。

えっ、あなた、そういう考え方をする人だったの？

こんなスキルがあったの？

就職活動に勤しむ学生たちはみんな、面接に受かるように、
自分のいいところ（と、彼らが考えている部分）を見せようと努力しています。

そのことはつまり、見せたくない部分は見せない、ということと同義です。

出来るだけ客観的に、その人の特徴を捉えることが出来れば、
実際に会ってからのギャップを少しでも減らせるかもしれません。

山極綾子

P.S.
弊社で個性診断に使っているエゴグラムは、
五つの個性の強さを数値で表しますが、高いから良い、低いから良い、
というものではありません。

とある数値が高いから起きる良いことも、悪いことも、両方あるのです。

その逆もしかりで、数値が低いことで現れる良いことも悪いこともあります。

そのような特徴を持っている以上、学生が良い所だけを見せることはできません。

なぜならば、見せようとする長所のその裏返しは、
その人の弱点にあたるからです。

ありのままを見て採用活動することが出来れば、採用側ももちろん、採用される求職者にとっても、幸せなことではないでしょうか。

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