忙しさ×パフォーマンス＝放物線

From:山極綾子

なんだかちょっと、ほこりが目立つかも？

髪の毛も落ちてる。こんなに髪伸びたんだなあ…。

そういえば、最後に掃除したのっていつだっけ？

昨日じゃない、一昨日じゃない。。。あれ？

家の掃除状況をみると、かなりその時の忙しさ状況を表しているな、と感じます。

良い感じに忙しい時は、息抜きがてらに掃除ができるから、

高い頻度で掃除をしますし。

一方で忙しすぎると後回しになってしまい、

冒頭のようにほこりが気になる状況まで放置してしまうことがあります。

じゃあ、暇ならいいのか？というと、そうでもないらしいのです。

暇なら暇で、掃除をするやる気すらわかず、

結果としてお掃除のパフォーマンスは落ちてしまいます。

ちょっと忙しいくらいが、一番お掃除がはかどる。

まるで、テスト前になると部屋掃除をしたくなる学生時代と変わりません。

横軸に生活全般の忙しさ。

縦軸にお掃除に関するパフォーマンス。

そのようなグラフを考えると恐らく放物線のようになります。

忙しさが小さい＝暇なときはパフォーマンス、つまり縦軸も低く、

適度に忙しい時は高く、

忙しすぎると下がる。

まさしく放物線です。

ところで、ここまでの話から、忙しさと掃除のパフォーマンスには

関係性があることは（少なくとも私にとっては）間違いがありません。

でも、上に示したようなグラフで、忙しさと掃除のパフォーマンスの相関関係を

計算すると、相関が出ないことが想定されます。

なぜかと言えば、相関はあくまで直線的な関係性を表現するからです。

忙しくなればなるほど掃除がはかどる、そんな関係性があれば上手くいきますが、

放物線ではあまりうまくありません。

どういうデータ構造をしているか？をきちんと考えないと、

データ分析はうまくいかないことを、家の散らかり加減から実感しました。

山極綾子

P.S.
似たような特徴を示すデータといえば、年齢と足の速さも同じです。

子供のころは遅くて、成長につれて早くなって、どこかをピークに落ちていく。

せめて頭の回転速度は、常に上げた状態で行きたいなあと思う今日この頃です。

(ちなみに冒頭の画像の虹も、ちょっと放物線に見えませんか・・・？)

P.P.S.

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