完全自動の人事評価システムを作ってみよう!

From:山極綾子

 

 

「人の行動記録を入力していけば、期末に人事評価をしてくれる

ソフトの開発をお願いします」

 

先日、メルマガの感想でこちらのコメントをいただきまして、

答えとしては「頑張ります」なのですが。。。

 

それで思い出した研究がありまして、

何を隠そう私が修士1年生の時に取り組んだ研究です。

 

 

とある人事系コンサルティング会社さまとの共同研究でした。

 

もう学会にも投稿していますし、会社の名前も原稿中で出していますし、

何より先方の会社のプレスリリースに載っているので問題ないと思って

書いているのですが。。

 

どんな研究をしていたかと言いますと、

人々がチャットで話した内容をデータとして取得して、

そこから個々人の働き方や考え方の違いを評価してみよう、というものでした。

 

Aさんがある話題について取り上げたと同時に

Bさんも同様の話題について取り上げるならば、

AさんとBさんは似ているのでは?

 

AさんとCさんは常に違う言葉を使っていて、

かつ二人の発言量に相関が一切ないのだとしたら、

二人は仕事の取り組み方においても異なっているかもしれない。

 

そんな二人が同じ組織にいれば、多様性が高くなり生産性が上がるだろう…。

 

そんな研究をしていました。

 

 

そして、結論としては、無茶苦茶難しかったのです。

 

なぜ難しいかと言うと、言語データが複雑すぎて、

手元にあるデータからだけではとてもではありませんが、

公正な評価が出来るだけのモデルが得られませんでした。

 

こんな時こそ、人間とAIの競合の出番です。

 

 

ルールの大枠を人間が決め、そこに対して、集めたデータで評価を行い、

評価を行う度に精度を訂正して…としていくならば、

うまくシステムを構成できる可能性があります。

 

その時には例えば、日々のどんな行動を記録していくべきか

(どんな行動と評価結果に相関があると考えられるか)を

予め設計しておく必要があります。

 

上手く作ることが出来れば、日々の勤怠管理だけで評価できるような

システムを作れないことはないと思いますが、

そこにはやはり、あなたのような人事の専門家たちの力が必要です。

 

もし需要があるのなら、ちょっと、起業か新しい部門でも

立ち上げさせてもらって、取り組んだら楽しそうだなあ、と思ってはおります。

 

…ご興味ある方、いらっしゃいますでしょうか?

 

 

山極綾子

 

 

P.S.

好奇心の塊と自負しているので、こういったコメントをいただけると、

とても頭が活性化するとともにテンションが上がります。

 

AIでこんなことできる?

 

あんなことは?

 

と言ったご意見がありましたら、私に餌を与えると思って、

ぜひこちらからコメントください。

 

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