収入を減らしてしまうある習慣とは?
From:山極綾子
あなたは、統計的に示された「収入を減らしてしまうある習慣」をしていませんか?
実は、私はしています。
その習慣とは何でしょうか?
それは、ダイエットです。
もっと具体的にいえば、腹囲を小さくするための諸活動です。
プランクをしながらお腹を左右にねじり、座っているときは骨盤を立て、インナーマッスルを鍛え…。
…腹囲が大きくなれば収入が上がる?
何を言っているんだ?逆ならまだわかるけど…。
そんな風に思われた方が大半かもしれません。
私もそう思います。
この違和感は、データ分析によくある落とし穴が原因です。
もちろん、ダイエットをしたからと言って収入が減るわけはありません。
むしろ、自分を律することが出来ることで、収入が上がる可能性すらあります。
ですが、会社員の腹囲と収入のデータを取り、分析すると、そこには正の相関、つまり、腹囲が大きくなるほど収入が高くなる、という関係性が存在しているのです。
であれば、逆に腹囲を小さくすると収入が下がってしまう、という関係が“データ上からは”成り立ちます。
なぜ、このようなことが起きるのでしょうか?
それは、収入と腹囲の間に、もう一つ、年齢という要因が隠れているからです。
一般に、年齢が上がれば収入が上がる
年齢が上がれば、腹囲が増える
そのため、見た目上では、収入と腹囲の間に相関関係が生まれてしまっています。
これを、統計の用語で“偽相関”といいます。
読んで字のごとく、偽(にせ)の相関です。
本当は二つの要因の間に相関、つまり関係があるわけではないのに、何らかの要因で“ある”と出てしまうことがあります。
人間が考えれば、腹囲を増やしたからと言って収入が上がるわけない、というのは当たりまえのことです。
ですが、データには、私たち人間の持つ“当たり前の感覚”や“常識”は存在していません。
データ分析を企業活動に取り入れる動きが活発化していますが、
すべてをデータに頼ることが出来る世界の到来はまだ、かなり先のことかもしれません。
山極綾子
P.S
とはいえ、データがすべて役に立たない、なんてことはありません。
例えば、公になっているデータから、コロナショックが日本の生産性へ与える影響を計算することもできます。
データは正しく使うことで、本当に強力なツールになりそうです。
詳細はコチラ
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P.P.S.
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