世界の半分の人が言った、とある言葉とは?

 From:山極綾子

 

 

【従業員はパンデミックで変わった、企業も変わらなければならない】

というハーバードビジネスレビューの記事に、以下のような文面が載っていました。

 

“世界の労働人口の半数近くがほぼ同時に「〇〇します」と宣言したことは、やはり衝撃的だ”

 

さて、この〇〇に入る言葉は何でしょうか。

 

。。

 

。。。

 

答えは、「退職します」でした。

 

https://dhbr.diamond.jp/articles/-/8823

 

コロナ禍を受け、多くの人の価値観が変わり、その結果退職を申し出る人が非常に多かった、というのです。

 

その記事の中では、企業はどのような対応をすべきかについても述べられていました。

 

 

企業が対応すべきことの一つに、リモートワークの推進があります。

 

確かに、特にデータ分析やIT系の業務を生業にしている友人の多くがリモートワークにて勤めていて、

入社から数か月経ってようやく初出社という人もざらに見るようになってきました。

 

DXを推進することもまた企業が取り組むべきことであると思われますし、

IT人材の働き方の主流がリモートワークになりつつあることを合わせて考えると、

データ活用を推進したい!という企業がリモートワークを推進することは、

自然な流れであるように思います。

 

 

自然な流れと言えば、データ分析にも流れがあります。

 

細かい分析をする前に、きちんとゴールを設定する。

 

細かい分析をする前に、全体の傾向を見る。

 

でも、それらをする前に必ずしなければいけないことがあります。

 

それはデータを得た分野の知識をきちんとつけることです。

 

“分野の知識”はドメイン知識と呼ばれたりします。

 

ドメイン知識をきちんとつけていることで、目標設定の精度が高まったり、

分析結果が何か変だな、と気づくことができます。

 

もちろん、直感に反する結果が出たとき、その中から価値のある考察が出来るかどうかもまた、

ドメイン知識が重要になってきます。

 

だからこそ、外部のデータ分析組織に依頼するだけでなく、

元々ドメイン知識を持っている社員を教育することが非常に重要であるように思います。

 

 

山極綾子

 

 

P.S.

ドメイン知識が必要な例として、例えば人事評価の言語データ分析があります。

 

例えば、評価が高い上司の良く使う言葉として出てきたとある単語。

 

人事のドメイン知識に照らして、あまり納得感のある結論ではありませんでした。

 

誰がこの言葉を話しているのかを詳細に分析してみたところ、

とある特定の一人がたくさん使っていただけで、

全体の傾向としては正しくなかったことがわかりました。

 

データの偏りが生んだ「誤った結論」です。

 

これに気づけたのも、おかしいと感じて、より詳細な分析を行ったからこそです。

 

ドメイン知識がない分析ほど、危ういものはないのかもしれません。

 

 

P.P.S.

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