ロボットの弱点
From:山極綾子
先日お送りしたメルマガに、こんなご感想をいただきました(一部抜粋)。
とっても、ありがとうございます!
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人間の感情は複雑で、数式では解けないこと
そのため、ロボット(AI)どれほど人間に近づこうと目指しても、難しいこと
だからこそ、マネジメントでもツールと目的を間違えないようにしないといけないこと
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現在、GoogleやAmazonなどを始めとして、ほとんどの企業がAIを使ったサービスを提供しています。
ただ、そこで用いられているAIには、どうしても、とある弱点があります。
それは、データにないことはわからない、ということです。
人間のコミュニケーションにおいては、例えば行間を読むとか、目に見えないことであっても感じるものがあります。
他にも、頭の中で考えていることを他の人に言い当てられればとても驚きますし、
場合によっては、同じ考え方をしている人に親近感を持つこともあります。
また、自分が思った意味では伝わらず、コミュニケーションに齟齬が起きるのも、
人間が“目に見えないものを持っている(考えている)”ことの証拠の一つかもしれません。
ただ、AIにそれら“見えないもの”を見ろ、というのは難しいことです。
もちろん、たくさんの工夫で、複雑な人間の考え方や法則をモデル化しようとしていますが、それでも、
AIはあくまで今まで手に入れたデータから、当てはまる規則を見つけ出すというアプローチを取っています。
つまり、データに現れていないことは、モデル化することが出来ないのです。
人間のように裏の考えを読む、というのはまずできません。
(もちろん、“裏の考え”をデータとして大量に与えられれば、AIにも理解できるかもしれません。難しいだろうとは思われますが)
何の気なしにしていたことかもしれませんが、見えないものを想像できることは、人間の素晴らしいスキルの一つなのですね。
山極綾子
P.S.
とはいえ、今まで見えていたものが見えなくなると、問題が発生することもあります。
今まで目の前にいたからこそできていたことが、できなくなるかもしれません。
テレワーク時代の人事評価、あなたはどのようにしていますか?
https://www.youtube.com/watch?v=CU2mV4DRzNU&t=14s
P.P.S.
今日もお忙しい中、お読みくださりありがとうございます。
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