ベトナムで大金持ちになりました

 From: 山極綾子

 

 

ドイツの学会出張から帰って中4日。

 

また別の学会出張で、今回はベトナムにやってまいりました。

 

今回は自分は特に研究発表をするわけではなく、

所属する研究室の学生が参加する学会へ引率に来ているだけなのですが、それはさておき。

 

ベトナムに行くということで、ベトナムドンに換金しなければいけないのですが、

レートを見てびっくりです。

 

1JPY = 0.0064 VND

 

換金所に行ったところ、変えられるのは3万円から。

 

3人の諭吉さんを差し出したところ返ってきたのは470万を超えるドンでした。

 

急に大金持ちになった気分です。

 

 

ただ、もちろん(?)ですが各種商品の値段は基本的に1万ドンから。

 

物価も安いとは思いますが、外国人観光客向けのお店ではそれほど。

 

紙幣にも50万ドン紙幣などもあり、実際に買い物をしていると

そこまでお金持ちになった気分は得られませんでした。

 

これが50万円だったらいいのに…。

 

残念です。

 

3万が470万になったと思うとものすごい差ですが、

実際のところお金の価値はそれほど変わっていません。

 

データを扱う時も、この絶対値の差に気を付けなければいけない場面がたくさんあります。

 

日本の1万とベトナムの1万の価値が違うように、

人間における1cmの差とアリにおける1cmの差は全く異なります。

 

アリにとって1cmは種類を把握するためにとても重要な要因となり得ますが、

人間の身長が1cm変わろうと、例えば年齢を把握するための特徴量としてもあまり効果はありません。

 

そういった値の大小を考慮しながら分析する手法として標準化と呼ばれる平均を0に、

分散を1にするといった作業もありますので、

データの値が異なるからと言って分析が全くできないわけではありません。

 

ですが、悪い人は(元の、そのまま扱ってはいけない)データを使って

上手いこと私たちを騙そうとする…とデータ分析の授業で習ったことがあります。

 

3万円が470万になる…なんて、怪しい話に引っかからないためにも、

自分が見せられているデータがどういった性格のものか。

 

複数の特徴を持つデータが混じってしまってはいないか。

 

きちんと考える必要があるように思います。

 

 

山極綾子

 

 

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