フルーツを克服してモテなくなった話

From:山極綾子

 

 

実は私は小学生の時、特定の時間限定で、とてもモテていました。

 

その時間とは、給食の時間。

 

もっと細かく言うと、配膳が終わった直後のタイミングです。

 

 

なぜかと言えば、フルーツが苦手だったからでした。

 

私が食べていた給食では、だいたい、何かしらのデザートが付いていました。

 

ある時はフルーツゼリーだったり。みかんなどのフルーツそのものが出てきたり。

 

子供が好きなもの筆頭として、フルーツをメインとしたものがほとんどったのです。

 

ですが悲しいことに、子供時代の私はフルーツ全般が苦手という、面倒な味覚をしていました。

 

そのため、フルーツを食べたい人たちが、

「これ、食べないよね??」と私の分のデザートをもらいに来ていたのです。

 

…何とも悲しいモテ方です。

 

ですが、一生の中でずっとフルーツがダメであったわけではありません。

 

幼児の頃は好き嫌いせずに食べていたようですし、大人になった今は、

いちごやもも、りんご、ぶどうなど、食べれるフルーツもどんどん増えてきました。

 

そのため、もちろん現在は「このデザート食べないよね?」というモテ方は一切していません。

 

 

もし、わたしの味覚を機械学習で分析しようとした場合。

 

小さい頃の味覚(≒好きなもの)と、今の味覚はかなり変化しているはずです。

 

きっとあなたの味覚も、年齢を重ねるごとに変化してきたのではないでしょうか。

 

この時間による分析対象の変化を表現するには、いくつかの方法が考えられます。

 

最もシンプルなのは、時間で区切ってそれぞれ分析する方法。

 

小学生の時の味覚、中高生の時の味覚、大人になってから…といったように、

そもそもバラバラに分析することも可能です。

 

もう少し複雑に、さらに連続して分析する方法ももちろんあります。

 

ニューラルネットワークを使ってモデルで言えば、過去のデータの情報を、

最新のデータの予測に用いるRecurrent Neural Networkというモデルがありますし、

他にも、嗜好を表現する変数に、時間による変化を当てはめることもできます。

 

一口に時間による違いを分析すると言っても、その方法は様々です。

 

そしてどの方法が一番合っているのか?というのは、

データや問題設定によって変わってきます。

 

まるで、同じ仕事をするにしても、

人によって向いているやり方が違っているのと同じかもしれません。

 

 

山極綾子

 

 

P.S.

自分にはどんな仕事や、仕事の仕方が向いているのか?というのは、

過去のデータや自分の考え方のクセからある程度予測することができます。

 

機械学習においても、ある程度は嗅覚によって予測できますが、

実際にはデータを当てはめてみないと分からないことがほとんどです。

 

その辺りはちょっと変わっている部分のようです。

 

 

P.P.S.

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