オモシロタイトル論文をご紹介します

From:山極綾子

 

 

“Attention is all you need”

 

このフレーズ、実は、論文のタイトルなのです。

 

しかも、Googleの方たちが機械学習のトップカンファレンスに出した論文です。

 

その被引用数は2021/10/31時点で29754。

 

もう少しで3万に手が届きそうな、化け物論文です。

 

https://proceedings.neurips.cc/paper/2017/file/3f5ee243547dee91fbd053c1c4a845aa-Paper.pdf

 

(実ははじめてこれを見たとき、何かの歌のタイトルか、

小説の中に出てきそうなおしゃれな文面だと思ってしまいました。)

 

そんなくすっと笑ってしまうようなタイトルなのですが、内容はもちろん至極まじめで、

Google翻訳の裏で動いているアルゴリズムが紹介されています。

 

翻訳だけでなくいろいろな分野への活用ができるため、3万近くもの論文に引用されています。

 

Google恐るべしです。

 

 

論文をいろいろ読んでいると、こういった面白いタイトルに巡り合うことがあります。

 

しかも、それなりの頻度である気がします。

 

例えば最近だと、“Told you I didn’t like it”。

 

ドラマか何かのセリフかと思いました…。

 

論文の内容を読めば、「なるほどそういうことを言いたかったんだなあ…」と

納得はするのですが、インパクトも大です。

 

いつか私も、読んだ人の記憶に残るタイトルを書いて見たいと思うなどしています。

 

 

それはさておき、パッと見て、意味の伝わるタイトルを書くことは

すごく重要だなあと日々感じます。

 

論文の題名に限らず章の名前や節の名前、このメルマガのタイトルもですし、

メールのタイトルもしかりです。

 

タイトルの良し悪しを判断してくれるAI、あったりしないでしょうか…。

 

 

山極綾子

 

 

P.S.

タイトルの評価をしてくれるAI、個人的には作るのがとても難しい気がしています。

 

というのも、「どれがいいものなのか?」を評価することがとても難しいからです。

 

Attention is all you needのように気を引けばOKなのか。

 

ビジネスメールのように、文面である程度の要件が伝わるのが望ましいのか。

 

そういったあいまいさをきちんと評価可能なものを作成するためには、

必要なデータ数がかなり膨大になってしまいます。

 

データを集めるコストの割に、あまりメリットもない気がしますし…。

 

この辺りの分野は、人間の脳の方が圧倒的に高いパフォーマンスを発揮しそうです。

 

 

P.P.S.

今日も最後まで読んでいただきありがとうございます!

 

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