ようやく会えると思ったのに!
From:山極綾子
頼んだのが2/6
入試期間の影響で納期が延び、ようやく届いたのが2/24
そして今日は2/28
自分で買うには少し高い参考書を、
研究室の予算で買ってもらえるように頼んで、
早3週間。
せっかく届いた連絡を貰ったのに、もろもろの予定で取りに行くことが出来ず。
今日こそは読める!
と、日曜日であるにもかかわらず、意気揚々と研究室に到着。
時刻は朝9:00を少し回ったところ。
…ん?あれ?
どこに置いてあるんだろう?
この平置きのところかな。
もしくは別の棚?
いくら探せども目当ての本は出てきません。
(?????...まさか!)
私の予想は的中しました。
研究室の蔵書を借りるための貸出票を確認。
そして、見つけました。
私の読みたかった本の名前と、借りた人の名前…。
N...!!!
3月に大学卒業だと言うのに、勉強し続けるその姿勢は尊敬する…!
見習わなければならぬ…!
だけど!その本私も楽しみにしてたのにー!!!!
1人きりの研究室の中で、人目もはばからずうなだれていたのはご容赦ください。
まさか、春休み期間中に4日間放置していただけで、
他の人に借りられてしまうとは思いもしませんでした。
こういう、ほんの小さな差で大きな違いが出ることが、
機械学習の分野でも多々あります。
例えば、ほんの一瞬のタイミングを逃してしまったがために、
適切なデータを取得できないこと。
他にも、人間が恣意的に決めるパラメータを少し変えるだけで、
精度に大きな違いが出ることもあります。
そしてとても困ったことに、その取得されたものや設定したパラメータが
本当に正しいのか?を検証する手段はほとんどありません。
私たちに出来るのは、
実験的に、様々な環境を作り試してみることくらいでしょうか。
元々「適切な〇〇」を知っていれば、
最適なモデルを最初から組むことが出来るのに。
今回も、適切なタイミングを知っていればすぐに本を読むことが出来たのに。
悔やまれますが、どうしようもありません。
おとなしく、次のタイミングを待とうと思います。。。
山極綾子
P.S.
本を借りる、この次の適切なタイミングは、
Nくんが本を研究室に返したタイミング、に間違いありません。
…でもそれは、いつになるんでしょうか。
いつが適切かわからないために、研究室に来る頻度を上げる。
どのくらいの粒度でデータを取得するのが適切かわからないために、
データ取得の間隔を狭くする。
どちらも、似たようなものかもしれません。
P.P.S.
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