From:山極綾子
よし！
勉強に必要な参考書もたくさん持ってきたし、仕事に使う例文集も持ってきた。
これで家での作業効率が上がるぞー！
…さて、この本たちはどこに置こう？
1月から一人暮らしをしている新しいおうち、とても快適なのですが、一つ問題点があります。
それは、本を置くスペースがほとんどないことです。
もちろん、自分で購入すればいい話なのですが、今まではその他の収納スペースに置いてみたり、
部屋の片隅に積んでみたり…。
本の数がそれほど多くなかったため、適当な場所に置いていても、
何とか生活することが出来ていました。
ですが、やはり、本は良いものですね。
購入したり、実家から持ってきたものも含めると、
徐々に、適当な置き方では対処できなくなってきたのです。
そこで導入したものが、横60cm、奥行き30cm弱、高さ80cm程度の本棚です。
Amazonで購入し、届いたものは細長い段ボール。
つまり、自分で組み立てなければいけないものでした。
うっ、と気圧されたのも一瞬でした。
私だって、理系女子の端くれ。
世間一般に女性は大工作業（というほど大規模なものではないのは自覚していますが）的な
ものが苦手であるという通説は知っていますが、説明書を見ながらであれば、
私だって組み立てられるはず…！
そうして棚と格闘すること約2時間。
完成したものが、冒頭の本棚でした。
実は、元々こういった作業が得意なわけでは決してありませんでした。
ですが、数をこなしていくにつれ、少しずつ、慣れていったのです。
初めは、ネジの締め方から。
徐々に、自分で部品を並べることを覚え、最終的には、
いくつかの家具は自分でも組み立てられるようになりました。
自分にとって苦手なものであっても、それをきちんと自覚して、克服するための行動を
正しく訓練していけば、習得することが出来るようになるものなのかもしれません。
山極綾子
P.S.
苦手を克服するためには、そもそも、自分の得意と苦手を認識することが欠かせません。
自己理解の方法は様々ありますが、苦手を克服する内容を教えてくれるものは、
そう多くないようにも思います。
あなたが最近使った方法では、苦手克服の方法について、どのように書いてあったでしょうか。
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