その時欲しているもの(経営人事メールマガジン)

From:山極綾子

どうしてもレモン系のすっぱいものが飲みたい!

どうしても甘いものが食べたい!

どうしてもジャンクなものが食べたい!

同じ味覚と嗜好を持った同一人物なはずなのに、その時々によってどうしても食べたくなるものがあります。

最近、ふと気になってどうしてそんな風に思考が変わるのかを調べたのですが、結論としては、その時に不足している栄養=体が欲している栄養を持っている食材を食べたくなるそうです。

例えば甘いものが欲しくなるのはマグネシウム不足のせいなんだとか。

欲しくなる、だけでなく、食べた後の満足度も違うことがあります。

たとえば、数年前ネパールに行ったとき、そこ約1週間ぶりに食べた生野菜が最高においしかったことを覚えています。

蛇口をひねると出てくる水をそのまま飲んでしまうとお腹を壊してしまう可能性があるのだそうで。。。

レストランで出てくるお野菜も、その水で洗っているかもしれないから、火を通してないものは食べない方が良い。

そんなことを言われ、ずっと、生野菜を口にできていませんでした。

そんな生活を一週間続けていたある日。

とあるお宅へホームステイに行った際、なんと、地下水で育てて、地下水で洗った生野菜が出てきたのです!

その方は以前日本に来ていたこともあるらしく、日本人のおなかの弱さを知っています。

そんな方が「これなら大丈夫だよ」とおっしゃるので、恐る恐る、一口…。二口。

一緒にお邪魔していた日本人の友人はみんな、生野菜を食べる手が止まりませんでした。

恐らく、ずっと生野菜を口にできていないせいでビタミンが不足しており、みんな、その栄養素を欲していたのです。

まるでむさぼるように、食べる手が止まらなかったことを覚えています。

ところで、その状況や、人によって与えられる評価ががらりと変わるのは、人に対する評価も同じです。

とある人からは評価されていても、別の人からは酷評されということは、たびたび起こります。

どれだけ客観的に評価しようとしても、主観を完全に取り除くことはできませんから、仕方のないことです。

とはいえ、それらの評価結果に不満を抱く人がいるのも事実ではないでしょうか。

出来るだけ納得感のある評価を行うことは、評価される側から見ても、する会社側から見ても、きっととても大事であるように感じます。

P.S.

では、どうすれば納得感のある評価をすることが出来るのでしょうか。

その手法の一つが、360度、様々な立場の人の意見を集めることです。

一人一人の評価から主観を除くことはできなくとも、十分な数集まれば、客観的になっていきます。

とはいえ、多くの人から集めようとすればするほど、評価のコストや管理のコストがかかることも事実です。

最低限のコストで、より客観的な評価を得るシステムに興味がある方は、ぜひご連絡ください。

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