From:山極綾子
「いまね！みんなで飲みながらゲームしてるよ！
あやこちゃんも早くおいでよ！！」
私が論文執筆に歯を食いしばって向き合っていると突然、
チャット用のアプリから通知音が。
なんだろうかと開いて見ると、そこにあったのは上のようなメッセージでした。
最近、オンラインゲーム上で仲良くなった方々と、
ちょくちょく、お話ししながら一緒に遊んでいます。
年の近い方や少し上の方。
それでも、みんな同じ趣味を持っているということで、
楽しくお話ししたり、ゲームしたりしています。
おまけに、みんなお酒好きのため、
お互い飲みながら遊んでいることが多々あります。
この日も、その方たちからのゲームのお誘いが、急に降ってきたのです。
もちろん、本名は教えていないので「あやこちゃん」とは呼ばれず、
メッセージ上ではゲーム用の名前を呼ばれていたのですが。。。
それはさておき、やることが山積みである現状、
遊びに行くわけにはいきませんから、お誘いはご遠慮せねばなりません。
さてさて、どうやって伝えるべきか…。
ところで、お誘いを断るのには、少しばかりの精神力を使いますよね。
断って、嫌な思いをさせたらどうしよう。
これから一緒に遊べなくなってしまうのではないか。
そもそも、遊びの誘惑に打ち勝つ、というエネルギーも必要になります
（断る、という観点とは少し異なりますが）。
仕事を頼まれたとき、それを断らなければならないとなれば、
そのために必要なエネルギーはさらに大きくなります。
「どうしても忙しくて難しくって…」と感情に訴えかければいいのか
それとも
「いま、明日までの仕事がこれくらいあって、必要な時間がこれだけで、
だからあなたの仕事は受けられない」
と論理的に返事すればよいのか。
もし、相手の考え方を知っていれば、より効果的に、
お互いが納得する形でお断りすることもできるかもしれません。
もしあなたが仕事の依頼を断らなければいけないとき、
どんな風にお断りを伝えるでしょうか。
山極綾子
P.S.
もしあなたがこのコロナ禍で、大人数のパーティーなどに誘われたら、
そして、感染を避けるためにお断りしたいと思ったなら。
あなたはどのようにお返事しますか？
実は、ハーバードビジネスレビューによると、
感染に対して懸念があることをストレートに伝えた方が良い、
という調査結果があるそうです。
出典：コロナ禍では、イベントの誘いを断ってよい
https://www.dhbr.net/articles/-/7116
何事も、正直に伝えることが大事なのかもしれません。
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