お父さんへのプレゼント

From:山極綾子

なんだこれ！？

絶対お父さん喜ぶじゃん！

…半年遅れの誕生日プレゼントだけど、いいもの見つかったから良いよね？？

先日、アド街ック天国というテレビ番組を見ていた時。

とても素敵な情報を手に入れてしまいました。

浅草のとあるホテルに、なんでも、本格的な電車のシミュレーターがあるというのです。

もともと、電車の運転手になる人が訓練をするための、それはそれは本格的なシミュレーターを、

ホテルの一室に置いて宿泊者が夜通し遊べるようにしていたのです。

年末年始の特別プランの売り文句は「あなたの手で終夜運転を！」でした。

上手い…。

父である山極毅は、電車が大好きです。

私が小さいころ、電車でGo！というゲームに夢中になり、

運転用の専用コントローラーを買っていたこと。

鉄道博物館の運転シミュレーターで、時間制限があるにもかかわらず

私にほとんど席をゆずってくれなかったこと。

父の電車大好きエピソードには事欠かしません。

そんな父ですから、電車のシミュレーターで遊べる機会など、喜ばないわけがありません。

ずっといいものが見つからず誕生日プレゼントが渡せていなかったのも、

これを渡すための無意識の行動だったのかもしれません。

。。。きっとそうです。

果たして父は楽しんでくれたのか。

その体験期がYoutubeに挙げられていますのでよろしければご覧ください。

個人的なオススメは26分ごろに訪れる、とあるアクシデントです…。

アクシデントと言えば、私は会社員時代、実はアクシデントが大好きな人間でした。

いままで遭遇したことが無い問題に直面すると、とてもテンションが上がってしまうのです。

どうやったら解決できるか考えることや、いろんな方々に助けていただいて

解決へ進んでいく感覚がとてつもなく好きでした。

大きなものであればあるほど、アドレナリンが出ていたことを覚えています。

ですが悲しいことに、大きなアクシデントはそんなに頻度高く起きるものではありません。

きっと、ちょっとは周りの皆さまのお役に立てたはずなのですが、

そもそも発生頻度が低すぎて、あまりその部分を評価してもらえません。

一年に一度の定期考査にももちろん、

「アクシデントへの対応力」などという項目はありませんでした。

データを分析しているとき、観測されていない変数を自分で定義し、

それを用いてデータを表現することで、精度を上げることができる場面がたくさんあります。

それと同じように、人事考査でも、

項目だけにとらわれない評価をしてくれたら嬉しかったなあ…。

と、数年前のことではあるのですが、思ってしましました。

山極綾子

P.S.

観測されていない変数をどうやってモデルに組み込むのでしょうか。

その一つの手法としては、複数の観測できる特徴の組み合わせを表現する変数を

生成することがあります。

例えば、あるECサイトのユーザと購入したアイテムの組み合わせを表現するような変数を作る、

と言ったことが行われます。

見えないはずの変数なのにきちんとパラメータが推定できる…。

よく考えれば、すごいことな気がしてきました。

P.P.S.

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