シリーズ物の魔力
From:山極綾子
「家に帰るのって、なんだか変な感じ」
「僕の家は、別のところだから」
(ハリーポッター第一巻 賢者の石ラストシーンより)
英語の勉強のため見始めたのですが、ハリーポッターって、やっぱりとっても面白いですね!
少し前の映画だとしても。
今の技術で映画化されていれば、もっと違ったCGが使われていたんだろうなと思うシーンがあったとしても。
名作は名作なのだと、この数週間思い知らされています。
ハリーポッターにはまったのは小学生の時でしたが、今でも色褪せぬ魔法。友情。
そして敵との対決。
ファンタジー系の映画が大好きな身としては、いつ何時見ても素敵な作品です。
他にも名作といえば、スティーブンスティルバーグ監督のA.I.もとても好きでした。
母の愛を求めて、時には少し暴走してしまいながら、それでも最後に安らぎを得た少年の旅は、涙なくしては見られません。
最近(?)ではアナと雪の女王も繰り返し繰り返し見ていました。
楽しんで繰り返しみることができるという意味ではどれも英語の勉強材料として優秀だと思うのですが、今思えば、ハリーポッターはあまりよくない選択のひとつだったかもしれません。
というのも、ハリーポッターだから起きてしまった出来事があったのです。
A.I.であればまず起きえないこと。
アナと雪の女王であれば、起きたとしてもその影響は小さかったはずです。
一体私の身に何が起きたのか。
それは「続編が気になってしまうこと」です。
そもそもサブスクリプションであるAmazon Primeで購入するのもちょっと抵抗があったはずなのに!
気づけばハリーポッター第二巻に手を伸ばしてしまっているではありませんか…。
「うんざりしてるんだ。10分でもいいから外に出してあげられたら」
(第二巻冒頭部分より)
ハリーもまた、ダドリーの家(いじわるないとこの家)に戻ってきてしまいました。
シリーズ物の魔力にまんまと捕まってしまったわけなのですが、データ分析を行うときにも、この「シリーズ物の魔力」を考慮することで精度を向上させることができることもあります。
具体的には、ある消費者が購入した商品について、例えばハリーポッターシリーズのように、連続したシリーズ物を購入する確率が高いと見積もったり。
連続してよく購入される商品を見つけて、その情報を活用したり。
仮にシリーズ物でなかったとしても、時系列的な連続性を考慮することは、データ分析において欠かせない要因になっています。
身をもってこの魔力を体感すると、時系列の情報を考慮することのメリットがとても腑に落ちたような気がします。
山極綾子
P.S.
文章などもまた、連続性をあつかうモデルです。
「私」という単語の後には「は」や「が」が来やすい。
これもまた、連続性を考慮したからこそわかることです。
そう考えると最近の注目されるモデルのほとんどが、物事のつながりを意識している…
というようにも思えてきました。
P.P.S.
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