エレベータートークならぬ手洗いトーク
From:山極綾子
短時間で自分の事業をプレゼンし、投資家に興味を持ってもらうスキルを指すエレベータートーク。
何でも、シリコンバレー発祥のビジネススキルとのことでした。
日本ではさすがにエレベーターそのもので話すことはないかもしれませんが、
自分の言いたいことを簡潔にわかりやすく伝えるスキルは必須のものとして、
会社員になった直後に当時の上司に鍛える様言われた記憶があります。
そしてそのスキルがいま、大学にて「手洗いトーク」として役に立ってます。
伝える相手はもちろん、今の上司に当たる先生です。
いつでも多忙な先生に、伝えなければいけないあれやこれやをいつ伝えるか。
考えた末に見つけた答えは、先生が研究室に来た直後に行う手洗いのタイミングでした。
というのも、学生がいる部屋に流しがあり、必ずそのタイミングで学生室に来るのです
(先生の執務室は個室になっています)。
手を洗うたかだか数分を狙って、要件を詰め込む。
細かい用事に関しては、2,3個一気に片付けることができるようになりました。
エレベータートークのスキルを磨くには、物事の肝となる部分を簡潔に示し、
必要な個所を取捨選択した上でまとめておく必要があります。
そして実は、そういった文書を要約するAIの精度が、近年、とても上がってきているのです。
例えばT5という手法も、文書要約を高い精度で実施可能なモデルの一つです。
このモデルはGoogleによって開発されており、かなりの計算コストを掛けて、
自然言語処理に関する様々な問題を解くことができます。
この計算コストは非常に高く、私が所属している研究室の持つ計算リソースでは
もちろん実行できませんし、恐らく多くの企業でも実施は難しいに違いないのですが。。。
それでも、学習されたモデルを使えば、人間もかくやという精度で要約が出来るのだそうです。
本当に、ドラえもんのような汎用的なAIが出来る日が、刻一刻と近づいてきているような気がします。
人事の分野においてもAIの活用が取りざたされていますが、
「人間にしかできないであろう」と思われていた業務がAIに任される日も、
もしかしたら近いのかもしれません。。
山極綾子
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