買い物大失敗

From:山極綾子

あ！大根安い！

せっかくだし買っちゃおう～

特売のある日、近所のスーパーに来ていると、目の前に飛び込んできた「大根132円」。

思わず手が出てしまいました。

でも、なんだか嫌な予感…。

同じようなこと、ついこの前もあったような気がする…。

でもせっかく安いし！

安いという誘惑に負けて購入してしまった大根一本132円。

家に帰って悲しい事実に気づきました。

買った食材を冷蔵庫に入れようと思い開いた野菜室に鎮座する、数日買ったばかりの大根。

しかも、調理した痕跡もありません。

嫌な予感は的中。

家の中に、2本も大根がある状況になってしまいました。

なぜこんなに忘れっぽいのでしょうか…。

でも、こうやって忘れることが恵んでくれる良いこともあると感じています。

例えば同じストーリーを何度も楽しめるとか。

なにも悪いことだけではないのです。きっと。

野菜室を圧迫することは悪いことですが、食べてしまえば問題ないですし。

そんな風に自分を納得させています。

ところで圧迫すると言えば、機械学習でもデータやパラメータのメモリが圧迫して、

モデルが学習できない可能性もあります。

そんな時はどうするのか？

例えば、そもそも使うデータを少なくしたり、メモリを大きくすることも考えられます。

他には、「十分統計量」と呼ばれる、データの特徴を余すことなく表現できる統計量を取得して、

データそれぞれの細かい値はメモリから削除する、といったことも考えられます。

データを分析する際のモデルを考えることも重要ですが、実際に使うことを考えると、

容量のことも考えておく必要がある気がします。

山極綾子

P.S.

ひとまず家の野菜室の容量を開けるために、

急いで大根を使った献立を一生懸命探そうと思います。

野菜の十分統計量の様な、

その存在をなかったことにできる手法があるのなら知りたいものです…。

P.P.S.

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