仕事のパフォーマンスを上げるコツ | 株式会社経営人事パートナーズ

From:山極毅

今日は、ある１つの
寓話をご紹介させてください。

仕事のパフォーマンスを
上げるために必要なマインドセットのお話です。

2人のレンガ職人の話

ある町で2人の若い男が
レンガ職人としてのキャリアを
スタートさせました。

どちらも同じ年齢の男性で、
幼少期から幼なじみの2人は
同じ現場で働くことになりました。

2人の仕事は、朝から晩まで地道に
素手でレンガを積んでいくこと。

それを毎日繰り返していました。

まだどちらも新米なので、
お互い小さな現場で頑張っています。

それから10年後、、、

2人はまだレンガ職人として
仕事を続けていました。

どちらも結婚をして
2人の子供を育てており、
変わらずレンガ職人として働いています。

しかし、大きな違いもありました。

一方は、まだ小さな現場で
コツコツとレンガを積んでいましたが、

もう一方は、
町で一番大きな現場を任される
リーダーとして働いていたんです。

なぜこんな大きな違いが
生まれてしまったのか？

それは、どちらかが
特別な才能やスキル、人脈を
持っていたからではありません。

一方が、仕事をサボっていて
もう一方だけが熱心に仕事に
打ち込んでいた訳でもありません。

どちらも一生懸命に
頑張って働いていたんです。

では、彼らのレンガ職人としての
キャリアにこんな大きな違いが
生まれてしまったのはなぜでしょうか？

その違いを生んだ最大の要因は、、、

仕事の目的意識

これが彼らのキャリアに
違いを生んだ最大の要因です。

確かにどちらも
朝から晩まで毎日のように
レンガを積む仕事を頑張っていました。

しかし、一方は、、、
その仕事を「レンガを積む仕事」
としか捉えていなかったんです。

お金をもらって家族を養うためだけに
毎日、レンガを積んできました。

仕事を辞めたいとは
思っていませんでしたが、
給料をもらうこと以外に
仕事の目的はありませんでした。

一方、成功したレンガ職人は、
１つ１つの現場で何を建てるのか？
その建物は誰の役に立つのか？

ということを常に確認して
その目的を達成するために
１つ１つのレンガを積んでいました。

同じレンガを積む仕事でも
働く目的が全く違ったんです。

この目的意識の違いが、
10年という長い年月の中で
彼らのキャリアに大きな差を生みました。

あなたはどちらのタイプ？

もちろん、このメルマガを
ご覧いただいているあなたは、

成功したレンガ職人のように
日々の仕事の目的をしっかりと
持っている方ばかりだと思います。

ただ、ついつい
目の前の仕事に追われて
目的を忘れてしまうことも
ありますよね…

きっと誰しも同じような
経験をしたことがあると思います。
（私自身もその1人です）

なので、今日は平日が終わって
一息つける土曜日というのもあり
仕事の目的を見つめ直すために
このお話をさせていただきました。