集中力を最大限引き出すためにどうするか？（経営人事メールマガジン）

From:山極綾子

とてもまずい。

提出期限は今日の23:59だから…。

あれ、ってことはあと3時間しかない！？

ここからの集中力には、我ながら目を見張るものがありました。

それまでも決して手を抜いていたわけではありませんでしたが、
残り時間が減るのと反比例するように、作業効率が上がっていくように思えるのです。

今回私が作成していたのは、大学のゼミ用の資料だったのですが、
そのためには手元にあるデータで実験を行わなければいけません。

そしてその前に、データを、実験が出来るように整えなければいけないのです。

午前中ずっとかけてデータを整えていたのですが、
途中ミスも多く、やり直しが発生することもしばしば…。

しかし午後には、ほとんど失敗することなく、実験までたどり着くことが出来ました。

そして、夕飯を食べるころには、実験を回して、待っている間にご飯を食べて…と、
非常に効率的に進めることが出来ました。

偉いぞ私！

思わず自画自賛してしまうほどです。

もちろん、行っている作業が違う、ということもありますし、
自分自身が習熟したことも理由の一つであることは間違いありません。

一方で、締め切りに追われて集中力が上がる、というのも、実感として正しいように思います。

もしかするとあなたも、同じような経験があるのではないでしょうか。

とはいえ、締め切りを自分でコントロールすることは、必ずしも可能であるとは限りません。

締め切り以外に私たちの集中力を上げることが出来るものはないのでしょうか？

例えば私の場合、“これは誰かのためになることだ…”、“●●さんのためにやっているんだ…”と
言い聞かせることが、その一つです。

自分がどのようなときに集中力が上がるのか、を知ることが出来れば、
より効率的に物事を進められる気がします。

山極綾子

P.S.
ところで、何かに追われることによって、それまで以上に成果をあげられることは、
他にもありますよね。

例えば今現在、新型コロナの影響で日本の経済は追い込まれている、と考えることが出来ます。

ところで、その影響は具体的にどの程度なのか？

コロナショックが日本の生産性に与える影響を山極毅が計算した結果を、どうぞご覧ください。

https://www.youtube.com/watch?v=e1yNHarUkJc&t=15s

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