Michael Jacksonを聞くと●●を思い出す（経営人事メールマガジン）
From:山極綾子
あなたは、Michael Jacksonはお好きですか？
わたしは、父が好きな影響で、小さいころから何度も、
彼のHistory Pastなんちゃらというアルバムを聴き続けていました。
特に、とあるシチュエーションで流れる曲は常に、このアルバムでした。
何度も何度も繰り返し聞いた影響か、彼の楽曲もMusic Videoも、
とても大好きです。
しかし一方で、弊害（？）もありました。
その小さい頃の習慣の影響で、
私の脳みそにはおかしな回路が出来てしまったようなのです。
とある日の夜中、大学の課題が終わっていないことに気づいた私は、
テンションを上げるため、マイケルのSpeed Demonを流し始めます。
あの、チョッ！という合いの手が、何とも言えず楽しいのです…。
それはさておき、テンションが上がったのは良いのですが、
私の目の前には、とある光景が広がっていました。
それは、夜の高速道路。
周りにはほとんど何もないような道路を、両脇に光る灯りが照らしています。
快調に飛ばしていく車から窓の外を覗けば、飛び去って行く灯りを数えるのも、
好きな時間だったことを思い出します。
そうです。
父が常にMichael Jacksonを流していたあるシチュエーションというのは、
夜間のドライブでした。
繰り返し繰り返しこの状況で曲を聴いていた私にとっては、
もはや、マイケルジャクソンの曲は高速道路を思い出すための起爆剤です。
どんな状況でもこれを聞くと、私の頭に浮かぶのは、高速道路。
しかも夜。
記憶を引き出すものって、本当に何でもありなんだなあ、と思わされます。
ところで、何度も繰り返すことによって脳に定着するのは、
考え方や行動も同じですよね。
例えばあなたが小さいころ、ある行動をすれば、
周りにいる人が必ず褒めてくれる。
逆に、叱られる。
そんな行動はありませんでしたか？
同じ行動を繰り返し行う、もしくは避けることによって、
その行動や考え方がクセとなり、個性を構成する一要因になる、
という研究結果があります。
もし、今あなたの会社が「こういう行動が得意な人がいて欲しい」と考えていて、
その行動がすでに”くせ”になっている人を採用することが出来たのなら。
それはきっと、とても効率が良く、
採用する人、される人双方が幸せに働くことが出来るのではないでしょうか。
山極綾子
P.S.
こういう行動が得意な人がいて欲しい、といえば、私は今、
細かい所をきちんとチェックしてくれる人が周りにいてくれたらなあ、
と思っています。
というのも先日、ほとんど同じ内容のものを、作成してしまったのです。
その原因は、私がきちんと“これは完了した”というフラグを
付けるのを忘れていたためでした。
私の個性では、こういった細部に気を付けることが得意な個性はありません。
同じような個性を持つ方でも、ミスをしない方はたくさんいますから、
言い訳でしかないのは重々承知しておりますが…。
ただ、可能なら、そういったところにいつも気を付けてくれる、
秘書さんが欲しいくらいです。
自分に足りない個性を総動員することは、あまり効率もよくないし、
楽しいことではないのだと、現在進行形で実感しております。
適切な個性をもつ人を採用することは、モチベーション管理の面でも、
やはり大切なのだなあ、と実感させられる出来事でした。
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