売上アップに成功した2つの会社のお話
きっかけ
A社「これ、カンタンに集計する方法はないですかねぇ?」
私「じゃあ、クラウドシステム作りましょう!」という軽いノリで始まったのがこのプロジェクトでした。
最初の頃は、従業員同士でお互いにポジティブコメントを与えあう、「マルチアングル・フィードバック」というシステムを作りました。
これを使って多面貢献評価をすると、面白いように現場の肌感覚と個人の評価が合致することが分かりました。
A社ではこの多面的評価データを使って、課長と部長の昇格と降格の検討を行いました。
納得感が大事
対象者は合計で230名程度。ほぼ全員でした。
通常、これだけのメンバーの業績評価を行うと、最低でも3か月くらいは時間がかかります。
しかし、A社の経営企画部と人事部は、230名のマネージャーの再配置を、たったの2日で完了しました。
これには、システムを作った私も驚きました。なぜ、こんなに素早く議論が完結したのか?
それは、管理職に送られた周囲からの評価コメントが、非常に違和感なく現場の実態を反映していたからだと思います。
A社で上手くいったので、私は同じシステムをB社でも使っていただきました。
A社で成功したプロセスは、B社でもうまくいくという法則
B社の社長は、年に一回の部下との業績面談がいつも悩みの種でした。
彼には、マルチアングルフィードバックと一緒に、ボス度チェックというモジュールを提案しました。
これは、部下が上司のふだんの行動を点数で評価するものです。
B社の社長は、この結果を非常に気に入りました。それはなぜか?
社長がいつもマネージャーに思っていることを、マネジャーの部下たちも同じように思っていたからです。
社長は、こういう風にデータを使いました。
「ほら、部下達がこんなことを思っているみたいだよ。君は明日からどうするんだい?」
今までは、社長が部下にフィードバックしても、「いや、私はちゃんとやっています。
部下たちが言うことを聞かないのです」と話してた課長たちは、今度は神妙に話を聞き、自分の行動を改めました。
マネージャーの行動が会社の収益を改善していく
その結果B社は、たったの1年で売上高を30%アップし、利益率を7倍にしました。
成長の原動力、つまり正しい人材の活用方法のコツをつかんだB社社長の仕掛けは止まりません。
会社の将来計画を全社員に説明し、マルチアングルフィードバックの好業績者を全員大会で表彰しました。
そして、10個以上のクロスファンクションチーム(CFT)を立ち上げ、事業計画の策定とリーダー育成を同時に行う取り組みを始めたのです。
CFTの取り組みのいくつかは、すぐに成果をあげ始めました。昨年度30%アップした売り上げが、またまた同じような比率で上昇しているのです。
B社の社長は、「山極さん、確変に入りました!(笑)」といつも嬉しそうに私に話してくれます。
確変とは、パチンコやスロットで、大当たりが連続しておきるように、スロットマシンの数字がそろう確率が良い方に変化することを言います。
行動がすべてを変える
のとき、私はいつもこういうのです。
「社長、それは確変ではなく実力ですよ」
私は、確信しました。正しい理論と正しいプロセスがあれば、企業経営は確変モードに入る!いやいや、それは確変ではなく実力ですよ。
あなたの会社も、この実力をつけるのは簡単です。この2つの会社がずっと使ってきた人事のシステム。
それは『Strategic Membership Program』です。
あなたがこのプログラムに加入すれば、あなたは成功へのドアの前に立つことになります。
このシステムに関するご質問は、こちらからお問い合わせください。
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