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人生に奇跡を起こす組織 (人と組織の生産性 Vol.4)

personnel

<前回のおさらい>
・チームを構成する人員数の理想は6人、多くても8人まで
・少数精鋭の意味は、少数化すると精鋭化するということ
・チーム人員数が増えると、一人あたりの生産性は低下する(無作為抽出でチームを作った場合)

<今回の内容>
今回は、チームメンバーの個々人全員が『自分は必要とされている』と思える組織の作り方についてです。

会社や外部のセミナーでは様々な能力向上プログラムがあり、実際に参加された方も多いと思います。

私も、あるプロコーチのセミナーに参加させていただいたことがあります。

その方は、『脳』の正しい使い方を企業のリーダー層に教えている非常にユニークな先生です。

何かを学び自分の血肉にしていく努力することは、何歳になっても必要な事だとあらためて思いました。

私たちが良く目にする能力開発系のプログラムは、リーダーシップ、モチベーション、自己啓発、スキル開発、他社成功事例の講演等々様々な種類があります。

しかし、『生産性の高い組織の作り方講座』という類のセミナーにはほとんど出会ったことがありません。

みなさんはいかがでしょうか?参加された方がいらっしゃったとしても、極々少数なのではないかと思います。

team2

 

§強い組織に関する世の中の知見にはどんなものがあるか?

試しにGoogleで『組織の作り方』を検索してみます。上位に登場する記事を見てみますと以下のような内容です。

・トップダウンとボトムアップのバランスが大事(示唆)
・米海軍潜水艦館長の『委ねるリーダーシップ』(実例)
・従業員のモチベーションをあげるヒント集(褒める文化、散歩せよetc)
・AKB48に学ぶ組織論(秋元康さんの方法論)

以上のような事例が、検索結果に出てきます。それぞれの事例は、その時そのメンバーにとって良いものだったから、成功事例として記事になっているのだと思います。

しかし、ここに問題があります。成功事例は、自社や自分の組織にとって、何を参考にすれば良いのかを教えてくれないという点です。

組織の編成や運営の方法について、Googleの検索結果の上位から順番に試していく、という経営者やリーダーの方はおそらくいらっしゃらないと思います。

組織設計の知見・知識・成功事例はあるが、方法論が少ないというのが現状です。

solution

 

§なぜ強い組織の作り方という講座が存在しないのか?

先ほどの事例以外にも、世の中で成功した経営者の組織論を目にすることがあります。

なるほど、そういうやり方もあるものかと思う反面、『これはウチの会社ではできないな』というケースがほとんどかと思います。

もし、社長がそんなことを言い出せば、『また社長が変なことを言い出した!』とひんしゅくを買うことは必至です。(社員の心の声なので社長には聞こえませんが、、、)

また、もし人事部長級役員さんがそんなことを言い出せば、『人事はビジネスの現場が分かってない!』と言われるかもしれません。(人事部員は、面と向かってこういう風に言われます、、、)

成功事例は存在するが方法論が定まってない状態では、結果的に説得力に欠ける提案しかできないことになります。

『強い組織の作り方』という講座が存在しない理由は、講座製作側が一般解を示せるほど強力な理論を持っていないからです。

一般解を示し、どのような組織にでも適用できるソリューションを提供するためには、PDCAが回せる具体的手順とKPI管理項目が定められている必要があります。

しかし、これはとてつもなく大きな洞察(理論としての確からしさ)と労力(理論の実地検証)を必要とします。

theory

§現状のまま組織を放置すると何が起きるのか?

前回書きましたように、無作為抽出で編成した10人のチームの生産性は約6.5人分です。

原因は色々考えられますが、『相互理解が進んでいない状態で、かつ助け合い(補完)が機能していない集団』である可能性が真っ先に思い浮かびます。

人間一人の時は相互理解の必要がありません。かつ補完関係も考えなくてOKです。

しかし、2人以上になった時にいきなり問題は複雑化します。

例えば、
『同期のアイツは何考えているか分からない奴だ』
『締切りまでにやってくれと言ったのに、あの部下は仕事やってくれない』
『上司に言われたとおりにやっていたのに、すぐ方針が変わる』
『なぜあの人はいつも高圧的な態度なんだろう』
『あの人はすぐ自分の庭先をはいて人のせいにする』、、、等々心当たりはありませんか?

もしひとつでもYESがあれば、あなたの組織は、人数分の生産性をあげるための障害を抱えています。

teamwork2

 

§すべての人が『自分は必要とされている』という状態を目指すこと

私は、長期的に機能する人事戦略を設計するために、SWP(Strategic Workforce Planning)戦略立案を通じて企業のビジネス上の目標を組織や個人に浸透させる道筋を作ります。

それと同時に、スピーディな生産性向上策を実現するために、パーソネルアナリストという資格を使って組織生産性を向上する編成サービスを実施します。

なぜ、この2つを準備しているかと言うと、人事戦略のデザインと現場の組織力向上を同時に行うことで、人事部のパフォーマンスを早く社内で認知させることが可能になるからです。

最近色々な会社の方と話して感じることは、ビジネスの現場は人事部にもっとスピードを上げて欲しい、という要望を持っていることを痛感するからです。

パーソネルアナリストは、人を変えるのではなく人間関係を変えることで生産性を向上します。

人間関係は理論的に解析することが可能です。この解析結果を用いて、チームの生産性を向上します。

なぜ人を変えなくても生産性が向上するのか?

人にはそれぞれ持って生まれた特性があり、それらは十人十色だからです。現状、その個性を使い切っていないだけなんです。

パーソネルアナリストが実際にどのようチーム編成するか、少しだけご紹介します

①勝ちにいくチームを作るとき→突破力の高い同じタイプの集団を作ります
②負けないチームを作るとき →長所を補いあうことができる異なるタイプの集団を作ります

人間はどうしても自分と似たタイプの人を好きになります。自分の以外の人間を理解するための努力が、最小限で済むからです。

異なるタイプの人は苦手です。何を考えているか分からない時がある、価値観の違いを感じるからです。

一方でその異なるタイプが集まれば、そこでまた心地よい集団が形成されます。

つまり、全ての人間は、今のままで本来的に貴重な存在だということです。

そして、組織の全ての人が他の人から必要とされている状態を作ること、これがパーソネルアナリストが仕事をするときのゴールです。

今日から使える具体的な手段、KPI管理項目、理論の裏付け、理論の実地検証、すべてそろった専門的スキルにより皆様の組織の課題解決をサポートいたします。

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