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フランスから見た、日本の働き方改革に足りない視点 – 永田公彦 パリ発・ニッポンに一言!

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フランスから見た、日本の働き方改革に足りない視点 - 永田公彦 パリ発・ニッポン...
働き方改革による法整備でも、日本の悪しき労働慣行が大きく減るとは思えません。理由は、この100年、働き方改革についての議論や対策の際に、「文化」という根本的な視点・論点が欠けてきたからです。

前職でフランスの会社と人事機能を統合したり、その前からビジネスの最前線での就業関係の人事課題を取り扱っていた経験から一言。

まず、最初にフランス人と仕事をするようになって、彼らは一年の計画を11か月で考えていることに驚きました。つまり、8月はまるっと休暇なのです。

そして、週35時間労働制による制約があります。これのおかげで日仏で共同でやる仕事は、どうしても日本サイドに負荷がかかりがちでした。

働き方改革の方策の一つとして、残業規制、定時日の設定がありますが、日本ではこの施策のウケは良くないです。

日本人は真面目なので、先に仕事を減らさずに、どうして勤務時間が減らせるのか?と考えます。

しかし、フランスでは国がこの施策を実施しているのです。必要は発明の母と言いますが、効率的な働き方を多少荒療治でも実現するには、労働時間規制は必要だと思います。

日本人は時間は無限に使えるものと考える傾向にありますけども、生まれてから死ぬ時まで、時間は単調に減少します。絶対に増えません。

一方で、お金は減ることもありますが、大きく増やすこともできます。

どちらが大切なリソースかは一目瞭然なのに、なぜか日本人は時間を仕事に使いまくることに無頓着です。

働き方改革が進展しない理由の一つが、日本人固有のメンタルブロックがあります。

つまり、お金は汗水たらして稼ぐものという考え方です。私は、色々な国籍の人と会社で出会いましたが、彼らは如何に短い時間でお金を稼ぐかを考えているように感じました。

もちろん、自分のスキルへの投資や勉強時間には時間を使いますが、それは成果をあげる時間を短縮するために使っていこう、と考えているように思います。

この連載で、具体的なメンタルブロックの外し方のヒントになるようなアイディアが出てくることを、すごく楽しみにしています。

http://diamond.jp/articles/-/159076

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